ゲーム機本体に接続したカメラによる画像認識でゲームを操作する、XboxのKinect。9月4日に発売されたばかりのXbox OneでもこのKinectを利用することができるが、従来のものよりも画像認識技術が格段に向上しているという。日本マイクロソフトのブース最奥部に は、その進化を体感できるコーナーが設けられている。タオバオ代行新幹線

自宅のリビングを意識したような構成で設えられた4台の試遊台。ここではXbox OneのKinectを利用したゲーム4タイトルを遊ぶことが可能だ。その4タイトルとは、『Dance Central Spotlight』『Kinect スポーツ ライバルズ』『D4:Dark Dreams Don't Die』『PSYCHO-PASS サイコパス 選択なき幸福』。

 Xbox OneのKinectでは、身体全体の動きだけでなく、手を握ったり、開いたり、指を立てたりといったフィンガーサインまでも認識できるようになっている ほか、たとえばソファに座る人の後ろに人が立っても、その2人をちゃんと別人と認識するために誤動作を起こさないという。認識精度が大きく向上しているた めに、従来のものよりも、ゲーム内に反映させられる動作が大幅に増えているのだ。

 出展されている4タイトルのうち、特に国内メーカーの2作はそういったKinectの新たな能力を、積極的にゲーム操作に取り入れている。ソファに座 り、コントローラーも持たずにゲームの操作を手の動きだけで一通りこなせるのは、映画「マイノリティ・リポート」などで描かれている近未来SFの世界にま た一歩近づいたようで、地味に感動できる。

 一般公開日初日、午後1時の時点でも、これらKinectを使った試遊はほとんど並ぶことなく体験できる状態だった。そういう意味でも、この一角は狙い目、と言えるだろう。